子どもたちの学校へいきたいという気持ち。
青い空の会のグアテマラでの支援は
就学支援。
「学校に入って学ぶこと」
私が、支援をする子どもたちにたずねるのは、
「勉強をしたい?」
ではなく
「学校へ行きたい?」
です。
「勉強を続けたい?」
ではなく
「学校を続けたい?」
です。
同じように思われるかもしれませんが、
少し違います。
支援している子どもたちの中には、
成績の良い子も、勉強が苦手な子もいます。
中学校へ、高校へ行く。
将来なりたい職業につく。
それを願っているのではなく、
そのための手伝いをしているのはなく、
子ども達の学校へ行きたいという気持ちを
叶えたいと思っています。
決して裕福ではない家庭の中で、
労働力とみなされ、
家の手伝い、
兄弟姉妹の子守、
炎天下や雨の中での畑仕事、
が課されます。
そんな中から少し抜け出すことができるのが学校です。
同年代の友だちと過ごす時間。
校庭で、サッカーやバスケをしたり、
図書室の本を読んだり、
教室で何気ない話をしたり。
子どもたちがお団子のようにくっつきあって、
恥ずかしそうに嬉しそうにしている姿をよくみます。
子どもたちが安心して過ごせる場所。
自分の年相応に過ごせる場所。
ちょっとだけ好きなことができる場所。
支援する子どもたちにとって、
それが学校であったら、
学校に通うことを、
手助けをしたい。
そこで、この世界で生きていくのに必要な学力も、
身に着けてくれたら嬉しいです。
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