新型コロナウイルス感染症・グアテマラの現状 ②
前回グアテマラの現状に関して少しご報告させていただきました。今回はグアテマラ・ソロラの学校に関して少し書かせていただきます。
3月6日に発出されたグアテマラでは災害事態宣言(ESTADO DE CALAMIDAD PUBLICA)にともない、グアテマラの学校は3月16日により休校になっており、子どもたちは自宅におります。
すでに4ヶ月になりますが、その間に3回ほど、子どもたちへの食料配布をしたそうです。
学校があれば、毎日子どもたちに食事補助がされています。1日約2Q(日本円で30円)ほどだそうです。(後日書かせていただきます)
その費用を、まとめ食料を購入し、学校で保護者に配布。月約Q65(日本円で990円ほど)のため、それを数ヶ月まとめて購入、配布しているそうです。
ラファエルテジェス小学校の食料配布の様子。
左はサントス校長。
この際に、子どもたちへ課題を渡しているでそう。
日本の学校同様、子どもたちの学力の保持のための対策だそうです。
けれど、現状は厳しい。
とある学校の校長先生がおっしゃっていました。
学校で、先生が教えても理解するのが難しい田舎の子どもたちのとって、一人で課題に取り組むのは困難だそうです。
以前と違い、携帯電話、インターネット、SNSな度を、グアテマラでも多くの人がやっているため、情報はある程度人々に伝わります。そのため、この病気に対する恐怖もあるようです。
先が見えない。
この後はわからない。
なんとも言えない。
グアテマラの先生方たちの率直な意見です。
(先生方も、食料配布などがあるとき以外は自宅待機です)
今後感染者は増えていくだろう。という見方の方が多く、対応可能な病院はすでに、飽和状態で、新たな感染者は自宅療養となっているそうです。
紙上のご報告なってしまい申し訳ありませんがどうぞよろしくお願いいたします。
またご報告させていただきます。
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