子どもたちの住む家は、もちろん様々ですが、
多くが典型的なグアテマラ農村の作りです。
小さな中庭を囲むように建てられ、
台所、寝室に分けて作られています。
(識字教育プロジェクトの女性の家)
壁部分の建築素材は、アドべと呼ばれる日干し煉瓦。
土、灰をこねて形を作り日に干したもの。
材料として、安価なため多く使われています。
(グアグアプロジェクトの女の子の家)
日干し煉瓦を作っているところ。
普通のブロックより少し大きめです。
お金があるとコンクリートブロックを使います。
2階建て以上にする場合はやはりこちら。
また、地震の多い国でもあるため、
強度を考えてこちらが選ばれています。
建築中の家。
コンクリートブロックは、
グアテマラで製造しています。
ブロックの中には鉄棒を入れ、
グアテマラなりに強度のある作りです。
(グアグアプロジェクトの女性の家。
旦那さんがアメリカへ出稼ぎに行っており仕送りで建設中)
屋根は、トタン板を使っている家が多いでしょうか。
コンクリートブロックで建築している家は、屋根をそのままコンクリートで覆うことも多いですが価格は高くなります。
日本のように瓦を使っている家も一部ありますが、
トタンが多いです。
暑い地方に行くと、
椰子の葉や、特別な草を利用て、
屋根にしている場所もあります。
風も通り涼しく、居心地もいい家です。
標高が高く、風が強く、寒いため、子どもたちが住むソロラでは見かけません。
一つのファミリーが、5~10人と多いグアテマラ。
先祖代々の土地を、両親からもらい、
それを子供たちに分け暮らしているため、
一か所に見える場所に(細かく言うと分けられている)
数ファミリーが住んでいることが多く、
私が借りている家も、5家族、総勢25人ほどです。
両親や兄弟姉妹だけではなくおじいさんおばああさん、おじさんおばさん家族も一緒にいるので、自分と同い年のおじさんがいたり、自分より大きな姪っ子がいたり。
なんともにぎやかなのです♪
家の中は・・・・。
長くなりそうなので、また別の機会にご紹介します。
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