グアテマラの先生
グアテマラで小学校の先生になるには、
中学校を卒業後、
「エスクエラノルマル」
と呼ばれる、教師養成学校へ進みます。
その後、今までは3年間勉強をし、
卒業後、教師の資格を得ることができました。
今後は、先生の質の向上を目指し、
5年制にするという方針を教育省が発表しました。
賛否両論なのですが、これについてはまた後日書きます。
その先生の卵たち、
ラファエルテジェス小学校の教育実習生と生徒たち
教育実習の時期になると、
各学校のすべてのクラスに学生たちが入り、
学校は一気ににぎやかになります。
2年生は3週間ほどなので、
やはり先生の補助が普通ですが、
3年生になると、授業のほとんどを任せてしまう
担当教師もいるほど・・・。
私が、学校訪問をしていても、
授業を実習生にまかせ、全く違うことをしている先生の姿を見ることがあります。
もちろんしっかり実習生をフォロー、指導してくれる
担当教師もいますので、
誰がついてくれるかにより、実習生活がちがってくるだろうと
感じます。
昨年度もたくさんの、先生の卵たちが卒業しました。
グアテマラは先生があぶれており、
実際、卒業生の1,2割ほどしか教師にはなれないそうです。
狭い門を突破し、先生になるためには、
成績もありますが、コネも大きな要素になっており、
先生の品を上げるには、
そのあたりから改善することが重要なのでは、
と思わずにはいられません。
また、契約(1年)の先生も多く、
その問題も大きくなっています。
情熱のある、生徒思いの先生に巡り合えるのが、難しいグアテマラ。
そんな中、青い空の会は、おかげ様でいい先生方に恵まれ、
活動を続けることができています。
あらためて感謝です。
先生方とのコミニケーション、連携も深め、
進んでいきたいと思います♪
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