校庭はない

ある日のモンテメルセデス小学校♪
ソロラの町の中心から、車で20分ほどの街道沿いにあります。



おなじ建物が、
午前中は小学校。
午後は中学校に使われています。

そのため現在は2階建ての校舎。
中庭を囲むように、建っています。








その中庭を使って、
他の小学校とのサッカーの対抗試合中
いわゆる学校交流の一環。

小さな女の子の対戦(上）もあれば、
高学年+先生混合の対戦（下）まで。


小さな中庭には、あふれんばかりの子どもたちが、
観戦しています　

ユニフォームは学校のもの、
参加する子どもたちの靴は借り物…。
でも学校の代表。
張り切ってやってます♪

モンテメルセデス小学校には、
校庭はありません。
なのですべてのイベントはここで開催。


児童数３３０人ほどですが、
6学年が一緒に休憩をとると、
中庭でみんなが遊ぶことができないため、
時間をずらしてのお休み時間。


まわりはトウモロコシ畑が広がる
広大な土地があるのですが、
小学校がある場所は、
普通の家1軒分ほど。

年々増える子どもたちが通っています。
どこの学校も同じような現状。


日本のように、広い校庭があったり、
体育館、ましてやプールなど
あるはずがありません。


国が教育をどうとらえているか。
教育に対する考え、思考などが、
こんなところにも表れている気がします。


飢えることなく、
学校に通えているのだから、
この子たちは幸せなのでしょうか？


グアテマラが、もう一歩踏み出すために、
必要なものが、ある気がします。