識字率向上の活動に・・・協力することに
フェアトレード活動の仲間に入ったフアニータとマリアから、
「明日女の人たちとの集会があるから出て欲しい」
と言われました。
彼女たちは、CONALFA (コナルファ)
~Comité Nacional de Alfabetización 全国識字委員会~
のソロラで活動をしているとのこと。
グアテマラの成人識字率は74,5%ですが、
女性だけだと60%を割るようです。
ソロラでは、カクチケル語が話されており、
共通語のスペイン語も通常利用されていますが、
コミニティーから出ることの少ない女性たちは、
カクチケル語だけで生活できています。
義務教育である小学校で学んだスペイン語も
その後必要性がないため忘れてしまい、
読めない、書けない、話せない。
カクチケル語ですむのになぜスペイン語が必要か?
と言われたらそれまでですが、
公的書類はスペイン語表記。
広告、新聞、テレビなどもスペイン語。
教科書も、聖書もスペイン語。
スペイン語を知らなくても生活はできますが、
知っていたらより多くの選択肢があるのです。
けれど、コミニティーの女性たちは、
自分たちの目に見える利益にならないため、
参加する人が少ないとのこと。
学ぶことの付加価値をつけ、
学びたいと思わせる気持ちを持って欲しい。
そのために、フェアトレードを通して、
協力して欲しい…ということになったようです。
女性たちの説明するマルタ、手前はフアニータとエリザベス。
15,6人の女の人たちと話すのかと思ったら、
100人以上?!の女性たちを目の前に、
びっくり
彼女たちが私たちの活動の説明をしてくれるのかと思いきや、
突如ふられ、とりあえず話してみました。
私の話し分かったのでしょうか?
カクチケル語にして…と頼んだのですが、
会場の女の人たちにそのまま続けるように言われ、
挨拶のカクチケル語以外は、スペイン語でした…。
女の子たちとの生活自立支援活動は、
少しずつ軌道に乗り始めています。
女の人たちとのフェアトレード活動
…どうなるでしょうか?
前日に頼まれ、断ろうとも思ったのですが、
ソロラの空を見ながら考えました。
青い空の会の“空”は、
きっとこの”空”のようにどこまでも広がっているんだ。
きっと私たちの活動もどんどん広がるんだろう…。
いろんなアイデアお待ちしています。
一緒に活動をしてくださる方もお待ちしています
参考資料:基礎教育セクター情報収集・確認調査 国別基礎教育 ... - 国際協力機構
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