レファクシオン(おやつ)
グアテマラの小学校では、休憩時間に子どもたちにレファクシオン・おやつが出ます。
年度初め、教育相が各学校に決まった金額を配布。それを学校サイドで運営していきます。校長と担当の先生が、どんなものを出すか相談し決めていくようです。
通常はアトール(甘い飲むおかゆのようなもの。とうもろこし・米・マメなどが材料)、モッシュ(雑穀から作る飲むおかゆ)に、甘いパン、小さなお菓子、クッキーなどがつきます。
準備をするのは、学校の用務員さん、いない場合は保護者たちが交代でつくりに来ます。そのため、学校内には小さくてもかまどがあるのです。
写真は、クンブレ小学校の幼稚園&1年生のレファクション風景。 それぞれ持ってきているコップに、先生が順番についでくれます。
先生たちいわく、子どもたちの大切な栄養源になっているそうです。バケーションが終わり学校が始まる時期には、かさかさの頬の子どもが多いのですが、これは偏った食事のせいとか。
「学校が始まり、レファクショオンをとれるようになると、またしっとりふっくらした頬になるのよ。」だそうです。(コンチャ先生談)
確かに、朝食を食べられず学校にきて、レファクショオンを美味しそうに食べている子どもたちを見かけます。決まった金額の中で、どれだけ子どもたちに喜んでもらえるレファクショオンを出すか、これは先生たちの腕の見せ所のようです。
学校、校長によってはこのお金を他のことに使ってしまい問題になっていることもありますが、支援させていただいている3校は、そんなことなくしっかりとレファクショオンしています!
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