自然染色の村サンファン・ラ・ラグーナにて
グアテマラ・フェアトレードショップ「セミージャ・Semilla」でも販売させていただている“草木染め・天然染色”の織物。その女性グループ San Jose /サン・ホセで染物を教えてもらいました.
ちょくちょくサンファン・ラ・ラグーナには行っているのですが、ゆっくり腰を落ち着け滞在するのは始めて。そのおかげでメンバーの女の人たちともいろいろと話すことが出来ました。もちろん一緒にいるチビちゃんたちとも十二分に遊べました!
グアテマラ在住の染色家・児嶋先生がこのグループに講習をされた際に少し見せて頂いていたので、染める大変さは何となく分かっていたつもりでしたが、想像以上!
これほど時間をかけ染めているとは思っておらず、驚き+感嘆の毎日でした。
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マチェテ(山刀)片手に、色を出す素材を探して歩くことから始まり、材料を刻み、数回煮出し染液を作る一方、染めるための糸を洗い干し、それを煮汁で数回煮込み色をつけていく。1日がかりで一色染まる。
30分、20分ときちんと時間を計らなくてはいけないため、ほぼ、鍋とコンロにつきっきり。あっという間に時間がすぎていきました。
いつもそばにいるちびっこたちたち。お母さんやおばあちゃんの傍らで、みんなの仕事を見ているので、小さいのにちゃんと染めるプロセスを分かっていて、それにも感動!
織物をする前の準備である糸巻きもやってくれました。(私がやりたかったのに!いつの間にかとられてしまっていました。) まだ小さいので、お父さんが反対し織りを教えていないそうですが、チビちゃんたちは「はやく織れるようになりたい!」のだそうです。
グアテマラで昨今、急速に失われつつある伝統文化。ここにはしっかりと生きていました。
おまけ
サンファンの定食屋さんのお昼!Q15(約170円)でスープとコーヒーも付いてます。とっても美味しかった!
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