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2009年8月 9日 (日)

ソロラ・お祭りのパレードにはく“運動靴”

8月15日はソロラのお祭りです。お祭りに合わせて各学校ソロラの町をパレードをします。

・8月7日(土) 郊外の学校の子どもたち

・8月8日(日) ソロラ市内の学校の子どもたち

・8月9日(月) 幼稚園の子どもたち

・8月10日(火) 中学、高校のパレード と続きます。

支援させていただいている3校は日曜日にパレード。

その時に着るユニフォーム。靴などを購入させていただいていることは書かせていただきましたが、今日はサンバルトロ小学校へ!

みんな靴の試着中。

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…本当はすでに試着してあるのですが再度!

案の定、「入らない」 「小さい」 「大きい」 いろいろ出てきました。

靴を渡して靴屋さんに支払をするだけだから30分あれば終わるかな?と読んでいたのですが、気がついたら2時間以上。ちょっとぐったり.・・・・。

でも靴を手にした子どもたちが、両手で大切そうにかかえ私の所へ来て、

「グアラシアス」(ありがとう)と照れくさそうにアブラソ(抱擁)キスをしてくれると、心が締め付けられそうになるのです。

「マドリーナ・パドリーナ(支援者のスペイン語)に伝えるね」と答えると、「うん」とうなずいて教室に戻っていく子どもたち。

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支援を始めた当時、子どもたちに必要なのは学校で使う文具や勉強道具だと思っていました。文房具は学校や政府からの支給もあり、単価が安いので親もある程度は買える。

けれど、ユニフォームや体操着、靴など、必要だけれど値の張るものは買うことができない。

これは、子どもたちの生死にかかわってくるものではないし、なくても学校は続けられる。

支援として必要なのか…悩みました。

・・・・支援を初めて5年。少しずつ見えてきたものがあります。そして必要なんだということに気が付きました。

皆さんに買っていただいている靴やユニフォームは、みんなにとってただの“もの”ではないのです。

子どもたちは気が付いていないと思いますが、それを手にすることで、みんなは確かに変わってきます。

小さいころから当たり前にあきらめていたこと。

それを出来るということすら知らなかったこと。が可能になる。

そのきっかけが、みんなを変えます。知らない間に勉強、運動、学校での生活が変わってきます。そこからは、子どもたちそれぞれの頑張りになるのですが・・・・。

その頑張る力を支えているのが、皆さんからいただく支援なのです。

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青い空の会の支援は、生死を目のあたりにしている子どもたちに対するものではありません。

けれど、子どもたちに生きる力を与えてくださっている支援だと感じています。

コンチャ校長先生も、「靴を渡しているときのみんなのを見て、嬉しさが伝染しちゃったわ。」と言ってました。私もたくさんのものを子どもたちからもらっています。

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