リコーダーその後③
今リコーダーを今教えてくれているのはJICA協力隊のしほさん。
小学校の先生を目指しているしほさんはやはり教え方も堂に入っています。芸術学校もあと2週間で終わってしまうため現在は週2回リコーダーのクラスがあります。
日本の子どもたちより背も、手も小さいグアテマラの子どもたち。指が短くて全部の穴がふさげない。音符を読むことを知らないのですべてはじめから。教えるほうは大変。でも子どもたちとても楽しいようです。
コンチャ校長先生談:
子どもたちが楽譜を手に話しているそうです。
「この音はラよ」
「違うでしょうよシでしょ」
「と言うことは~これはミ??」
「シエルト~(正解!!)」
あまりの微笑ましさに先生も聞き耳を立ててしまったそうです。先生たちも音符を読めません。だからこそ必要性を感じるのだと思います。
リコーダーから始まる音楽の世界。みんな日本の方の顔を思い浮かべながらぷーぷー吹いているのです。
皆さんが来て下さってセレモニーをした時の写真を現像し、学校へ届けてあります。それを見ながら、
「あ、私がいる!」
「私このセニョーラ(女性の敬称)が好き」
「このセニョーラはボニ-タ(かわいい)」
などなどにぎやかに話しています。
遠かった世界が近くなることを。経験したことのなかった世界を経験できること。知らなかったことを知ること。お金では買えないものがたくさんあります。
届けて頂いたリコーダーに。そしてそれととも贈って頂いたたくさんのものに、あらめて感謝しています。10月30日はみんなの卒業式。上手く吹けるかな? そのときの様子はまたお伝えします。
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コメント
本当です!
子どもたちにとって、経験にまさるものはないと思うことしきりです。
グアテマラにはたくさんの素敵なものがあるけれど、必要だと思うものが、"子どもたちに何か出来るきっかけを与える”ということのように思うのです。素敵なきっかけを下さったことに感謝します。
来年またかわいい報告をたくさんさせていただきます♪
投稿: aoi-sora | 2008年12月12日 (金) 10時12分
こんにちは
楽しく楽しんで下さっている様子がわかり
大変うれしく思います。
お送りいただいた沢山の写真を見て
こちらも微笑んでしましました。
10月30日のはいかがだったのでしょうか?
報告を楽しみにしています (*^^)v
投稿: リサイクル事務局 | 2008年12月 6日 (土) 20時58分