子どもたちの場所
「セーニョミツヨ~」外から声がすると子どもたちが訪ねて来たと分る。1Fの大家さんのチャイムを鳴らす子もいるけれど、慣れている子は外から大声で私を呼んでくれる。
今日はソフィアとパウラだった。「えっと、ただ、私の妹を見せようと思って・・・。」ソフィアが恥ずかしそうに言う。生まれたばかりの妹のおもりをしているソフィア。彼女はこの2年であっという間に6人兄弟になってしまった。
時々たずねてきては、何をするわけでもなく何時間もいるソフィア。私が学校に行くと側に来て「今日家に行ってもいい?」と聞く。時間がある限り「いいよ」というのだけれど、用事があって「だめなの」と断るときは心が痛い。
子どもたちは午前中に学校が終わると、午後は家でお母さんの仕事の手伝いや幼い兄弟の世話をする。そんな毎日を送る中で、時々子どもなりに息抜きがしたいのかな・・・と思ったりする。
「いつ来てもいいんだよ。」といえる場所をいつかみんなのために作りたい。
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